春の大祭に行けた 喜びに堪えません。
喜びに堪えない。なんて、いい表現なの、ぐるぐる、あたまの中を、よろこびにたえません、という言葉を巡らしていた日。
一粒万倍日だったらしい。朝の陽ざしで、福徳の高いお日様だ、というの、ピンとくるようになった。
とびきりの、正装をした。真っ白な上質な羽織り。レモンイエロー色の、ワンピース。なにやら丁重に対応をいただいている。
いただいた御神酒が、あまくて美味しかった。式典は、脈略不明で声を出す子供がまぎれこんでしまっている。この空間のありがたさを享受したい、とっておきの時間を、台無しにしていたとおもう。関心が、そのガキの奇声に向かってしまったわたしが、至らなかったか。思いやり。みんなの気持ちがわかるかな。
和太鼓の演奏をしていた。見ていたら、よくて、涙が出てきた。太鼓をたたくからだがよろこびにみちあふれていたから。