鳥が、窓の外に見える。一番近くの電線、かなり斜めに傾斜のある、留まりにくそうなところに、一時、足をしっかりふんばってる姿が見えたりして、とても、いい。
先日のはなし。白い、ちり紙で造花したみたいな、椿の花を、口に頬張って、隣の木に飛び移ったら、口から花がこぼれてしまった。随分いっぱいほおばってるね、ほとほとと、白い大きいのが、木の枝を伝った。鳥と花。による叙景詩。
鳥たちにとっての、気に入っている木があるみたい、一羽がその木であそんでいる間、別の二羽は上のほうから様子を見守っていた。もうじゅうぶんあそんだかい、そろそろ帰ろう。みたいなかんじで連れ立って飛んでいきました。
鳥の一員だったりしてわたし。みたいに見てる。