映画館へ行って映画観る。三日目。熱烈なファンがいらっしゃるらしいけど、どこがいいか知りたい。そして、世界の見え方のまるで異なるタイプが、一定数いらっしゃることを、目の当たりにした。三時間、居眠りをところどころした。大きな画面に人の顔が大きく映っている。二人だけが静止して映っている。テンポがゆったりしている。画面の色は綺麗ですね。表面的な特長は言えるけど、わたしの心と鳴りあうところはないかも。
次の駅へ移動。なにやら祭。わたしを掻き立てるわけでなく、わたしは平坦な気持ち。わたしはズレてるかもしれないけれど好きなことに向き合っていこう。お目当てのお化粧ショップで、一点一点の商品をくいいるようにみる。欲しい物は、買っちゃおう。いいものをイロイロ見つけた。
そして温泉へ。急などしゃ降りになっていて、露天風呂で、まっ裸で雨を浴びるたいけん。それと、プールで泳いだ。地下の食堂へも行く。食券の自販機が、うまく作動しなかったときに、すかさず後ろにいた若者が助けに来てくれた。たとえばキムチ丼を買うとして、とかボタンも押して実演して教えてくれたのだけど、こんどはキムチ丼のボタンが消えなくなる。
わたしは気を利かして、その若者にキムチ丼、ご馳走したらよかったか。きっと若者、キムチ丼、食べたかったんじゃない?