朝歩く公園で、並木道の木陰に、大量の風が、ぼーぼー吹く。ここを歩くのが、気持ちよい。木々の間隔がせまくて、木は年輪の重なりで、太くなってきている。地面までも緑に感じられるような、トンネル。
昨日の話。美術館に来ていた女の人が、背が高くて少年ぽい格好していて、モデルさん?の仕事してそうな方。連れの女の人は、ガラリと雰囲気がちがう、やはり背が高い、綺麗なかんじの人。なんの仕事してる方なの、美術界隈?わたしと観て回る速さがだいたいいっしょだったので、視界の中で目立つ人たちだった。視界に、素敵なかんじのひとが入ったまま、美術を鑑賞してるのって、ぐっと、日常のテンションを上げるとおもう。
素敵かもっと思う人たちがいっぱい集ってくる場所に、積極的に行くといいとおもった。憧れの混じるひととおトモダチになれたりしたら、異次元がたちあらわれるほど、日常は非日常になる。
ささやかな、手の先や目の先をととのえることこそが、あなたをどこかへつれてゆく。とおもう。