遠くまで行っていたかもしれない日、近場にしておいて、何度も行ったことのある場所、歩いたことのある道路を踏む。おんなじかしょを踏んでて、しょっぱなに来たときの鮮烈に、ここ好き、とおもったっけね、という過去と現在が同時にあるかんじ。だった。
新しい所、水族館。ここのテラスからの絶景。
真珠を貝の中で育てていたのを取り出す体験。取り出した真珠で指輪にしてもらったのが、とっても気に入った。
長谷寺は、以前はいつ来たのだったかな、まるでなにも覚えてなかった。静かにして十一面観音さんと対峙するひととき。お堂の、日光がさしこんでいないところにいらっしゃるお姿を見上げる。奈良のお長谷さまは足を直に撫でさせていただけるときがある。面影は、似てらっしゃる。
右横に弁財天さんの洞窟があったのね。大黒天さんを撫でてご利益があるのね。ここに来る時は、100円玉をじゃらじゃらがま口財布に用意して、ありったけばら撒くエンターテイメントとして参拝するといい。ケチるから参加しないのは勿体ない。呉れ呉れとどこかしこに賽銭箱。おもちゃのおかねでおかいものゲームしてるのかもよ。
この後、ハイキング道に入り、宇賀福さんの所へ。とにかく、巳の日がお祭りで、それは昨日だったらしい。それでは昨日ならばご縁濃く結ばれたのだろうか、朝は、江ノ島神社さんで銭を洗ったばかり。一日のうちに二回も、銭、洗わなくてよくない?もしかすると、威力が掛け算になったりして。
夕陽を稲村ヶ崎にて、温泉に浸かって眺める。夕陽が海に筋をつけているところの、写真は無いのよ、電池が少なくなっていて、フリーパス券を表示させる電池を残しておかねば。のストレス。電子機器よりも、チケットは紙にかぎるよな。
この旅もとても、よかった。