昼すぎから、旅の始まり。小雨でしっとりしている日。
乗り換える駅で、あれ?どれだっけ、ほいっ。と乗ったやつが、目的地にしていない方へ向かった。
江の島。こんなに近かったのか。先月、行ったばかりだから、1時間、コーヒー飲んで戻ろう。のはずが、悠々と、空気のおいしさに誘われるままに、洞窟へと辿りついた。
20年以上ぶりで、じっくり、岩屋を堪能いたしました。
それと、思いがけず泊まるお宿(箇条書きにする条件的には、わたしは選ばないところ)が、やさしくてほっこりする居心地で、とても、休まりました。
男の人にだけ、フィンランドのサウナと大浴場がある。
つまり、ここには、男の人だけ、いいサービスがあってもいいよ。という女の人しかいない。これが、ここの空間の優しい雰囲気を醸し出しているかも。なんか、条件を数値化したり、均質になってゆくことではない、母性というありよう。が、古く、日本にはあって、ここにあるのも、そういったふうだった。