木と同じような生命体のひとというのがいる。植物が水や光を吸収して葉や花にかえるように、花を咲かせつづけるひとには、新たな考えや経験を、処理しつづける必要がある。成長しつづけているから。
と、本に書いてあった。わたしの見解を加えると、ひとの養分って、何がその人にとって養分になるか、まるっきり違う。そのひとの中心的な養分のとりかたを見て、もう付き合えなくなることが、何度かあった。
人をやたら揶揄してくる人にとって、揶揄、することもされることも養分だったりする。だから揶揄することが親しみを伝えることだと思うらしい。これを、わたしは受け付けない。
三面記事ばかりが養分。噂話が養分。枯れる腐る。こういう輩に限って、やたらふひつようなことに巻き込む傾向があるとおもう。こころがきちゃないひとってだいたい群れてる。あなたの人生に出没したら、門前払いをするのですよ、せってんが生じませんように。
ずいぶん、美しい景色に、舵を取っている。