朝のスーパーで、税込金額がピッタリ500円だったので、今日、いい日になりそうなどよめき。
今日、そうでもなかった。昼休憩が終わって、ウトウト昼寝して、はっ。と目がさめた1分後に連絡が入ってきたので、タイミングがよかったか。まさか寝てたなんてことを知られなかったってこと。
夜になって、はやる気持ち。やるべきな事が何かあったような。なんだっけ。電話をふたりに架けて、どちらも留守で、そのうち、ひとりから折り返しがあった。
しゃべって思ったけど、書くこととは風圧がちがっていて、自分がしゃべっているのを同時に自分で聞いてると、ちがうちがう、そのニュアンスではない。それで馴染まないまま。うすうす、しゃべる時の外に出ていきかたが、内のわたしの意とは異なるという気がしている。日差しを浴びて変質する成分が、書き言葉の中にあるということ。
夜は更けて、いい映画を見ました。労働者の話。会話とは詩そのもので、そこに音楽が流れていく。目の前の、世は闇みたいな景色と、こころのすごし心地の対比。いい音のピアノが体に入ってくると、特上のソファに包まれて身を沈めているような、癒しがあるようにおもった。
バッグが、一生の財産くらいも高価なものだったりすると、スタイル全体が、もの凄くさまになるとおもった。
アキ・カウリスマキ「パラダイスの夕暮れ」