TORABARA しもつき16日

理論的に、もう片がついている、無機質な思い出が、急に温度を持った。

もう故人になったひとの、やさしいこころ。やっと、こちらがそれをうけとる扉をあけたのかも。ただただ、むせぶほどに泣く。泣きながら、甘やかなきもちだった。

夜風を浴びて、ひと漕ぎ、自転車でお出かけ。思いがけず、お化粧品。しょうどう買い。こういうのをパッと買うことを、自分に許してなかったかも、テキビシイセッセイからゆるまった日になった。

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