旅行の二日め。湖を一周しながら美術館をまわろう。
紅葉した山肌に、ぐるりと囲まれていて、その向こうに、雪姿のアルプスが見えている。それと、湖の上空の雲が、刻一刻と形を変えてゆく。天使がおよいでるみたい。なにかになぞらえたくなる眺め。
徒歩で一周したかった。12キロメートルまわったところで、バスに乗りました。途中に寄った美術館でも歩き回りましたので、30500歩。
北澤美術館は、2階の日本画を愉しみました。エミールガレは、万国博覧会を2度制したって。
ハーモ美術館は、アカデミックな教育を受けていない美術家の呼びかた、アウトサイダー、を集めてあった。ルソーもアンドレポーシャンも、ポンポワも、たっぷり見れてよかった。作品は良かったのだけど、スタッフは、教育を受けた方がいいですね、無駄なおしゃべり、しかも愚痴をカウンター内で続けるスタッフの男二人、この醜さは、地方ならではな気がする。ゆいいつ、ざんねんだったので、ここに書いた。
ガラスの里は、とても素敵だった。お土産の揃いかたが、よりどりみどりに楽しくて、お買い物するといいです。熱々のフォンダンチョコが、美味しかった。歩いたことのご褒美だね。
この旅は、なんだかすごく、新しい世界に突入したというカンカク。もよりの駅に帰還して、旅に感銘があったと、なみだぐむ。外にいると、わたしはなんて祝福されているかを、肌がかんじている。なんか、すごい。