わたしが、この方は凄いね。とおもう冒険家さんのこと。20年の活動の軌跡を、全部見せるみたいな展覧会がありました。
この冒険家というのは、会いたい人のところへ行き、行ってみたい場所に行き、メモで書き残すことも、写真も、集める本も、すべてが、その人をむだなく形成してゆくようで、彼のチョイスすることのすべてが圧倒的。知力においてかもしれないし。
知力も、経験も欲望も、向きというのがあり、進むだけ進むのだな。
わたしの20才の頃というと、まごつきとか、付き合いのもつれとか。ままになっていたことが、なにかあったか。いまも、まごついている。もつれている。インナー世界を彷徨うことも、旅。人には、性質のちがいがあるということ。