TORABARA かんなづき15日

今日は、聖地巡礼の展覧会へ行く。

富士宮からの富士山

奥村土牛画伯の絵が、しっくりくる。色も大きさも、これしかないよね、という啓示そのもの。見応えがある展覧会は、年間をとおして数えるほどしかない。今回の、山種さんへは必ず行くべき。

先日、山へ行ったので、絵に描かれた栃木県の山の形、三つ、山の名前がわかったことがよろこびだった。

日本画は、生の画面を見てこそだとおもう。画と対峙したときの、画面の手前までが、画の秩序が及んだ空間になっている。絵画観賞は、じつにぜいたくなあじわい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です