TORABARA きさらぎ23日

湯浴み着にて、露天風呂の混浴に入る。朝靄なころに。ここに温泉が湧いたことの不思議。すぐ目の前の川、河原の石をつたって川に手を浸けてみた。冷たい。朝が、生み直すような威力のあるような、圧倒的に、闇を打ち倒したような朝だった。温泉に入ってけろり。目が醒めた。

さて。今日は雨、どこを歩こうか。請川のバス停まで行ければ、が叶った。宿の人へわたしの叫びが伝わったかんじ、車を出してくれた。地図を睨み、先ず、今日の宿に荷物置かせてもらって、身軽に行動しましょ、これも叶った。新宮、地図的に宿に近いバス停で降りた。シングウコウコウマエ、当たり。

ここの観光案内の写真を見たときから、一目惚れ。本命。その神社の名前は、神倉さんです。

荒っぽくて急な階段、ここを駆けて火の祭りは、松明を持って走るなんて。階段の脇が崖っぷちになってるかしょもある。ひーえー。

見えました。巨岩。
到着。来ることが出来た。

速玉さんへ移動よ、烏の黒い版画みたいなやつ、ください。と言って授かりました。時間、バスとか電車、行けそうだったので、熊野市へ移動。13時26分発。

熊野市、駅前観光案内所に駆け込む。松本峠を歩きたいのよ、鬼ヶ城へも行きたい。獅子岩も見たい。そして、行けちゃう。すぐに巡回タクシーにお乗りなさい。地図も呉れた。

松本峠。木の根と石が共生する道。
鬼ヶ城、入口すぐの、こちらも獅子っぽい。なにかの顔っぽい。
岩に張り付くように歩ける
海にあたまを出す岩、渦巻く波。
岩の織りなす景観。鬼の洗濯場、が見える。

自分の身は自分で守る。って看板に書いてあった。油断しないで、歩くことです。ひゃー、ここを歩けたことを感謝。世界遺産なんですって。

獅子岩。

夕方になり、やっと獅子岩の海辺に到着。空は明るくなって、夕焼けだけたいようがおでましになったりして、どこか海が赤いようなかんじ。雨が上がっている。明日は貴重な晴れの日になる。

綺麗なお月さま

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です