TORABARA さつき21日

朝、家族におにぎりを作る用事があって、明太子。岩のりに青シソをまく。を握ってたら、どんどん作って、実においしそう。そうだ、今日わたしは植物園へ行ってみよう、ピクニックね。水筒も用意した。

バラは、見頃は2週間前だった。ガイドツアーに参加して、バラについて教わる。ツアーは、主に、芳香について。嗅いで回ったけど、バラの香り。とおもったけど、香りって、只いい香りで、かぎわけることは至難。つまり、黒くて赤い、ベルベットみたいな花の肌の、香りは重厚。ってかんじたけど、目で見るからに重厚なのであって、においをかいだいんしょうかどおか。はて。

まとまって咲くタイプ。

今まで色と形ばかりに気を取られていて、香ることにおもいが及んでいなかったな。

植物園からバスに乗ったけど、混みすぎている。駅のなんこか手前で降りて歩いた。ふんだんに沐浴の道を歩けてよかった。移転してきた絵本屋さんへも行った。雰囲気がすでに年季が入ってる。お客さんで、わたしの店。っておもってるひとが多い気がする。

絵本は、子供の頃に、あれもこれも持ってたな、本棚に。ほとんど中を見たことない。急に、なみだぐんでしまった。親のこころにふいにふれてしまった。そろえておこうか、いいかな、すきかな、なんか読んでないみたい。

絵本は、まちまちな大きさをしているため、本棚の背表紙がキチンと揃わないのだ、部屋のそうじをする時の、ちゃんと大きさがそろわないってば。というなやみ。たての本をよこにするとか、外見をよく覚えていて、ずっとそばにあった。

パラパラめくってみるの、やっと、今頃。ありったけ、お部屋に気に入った絵本を揃えてゆくと、やさしい気もちが湧くかも。

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