祝日だ。どこかへお出かけしたい。朝10時ころ、公園へ行って、桜の咲いた木を見上げた。駅前の焼き芋を買って、ひと駅分、遊歩道になっている道を歩いた。近くなのに、いちねんにいちど、位しか歩かない道。新鮮。
和菓子屋さんに入る。賑わっていて、ぎゅーぎゅーに、人。4人待ち。並んでるとまた後ろに続々と人。このひととき丈、風も止んで晴れてたみたい。
部屋に戻って、お抹茶と一服して、空模様が怪しくなって、風も凄まじくなって、もう家から出ない方がよさそうだった。つまんないから、寝た。昼寝なまま、夕方になってた日。
退屈に弱い。夜になって映画1コ見て、毛糸編みした。それとレコードをかけた。レコードが入っている紙袋がすこし、ゴワっとした風合いで、レコードを取り出すときに、触覚としても味わっているとおもう。バイオリン独奏の、巧妙なのを聴いていると、あたかも自分が演奏を奏でる側のような、臨場感があった。演奏の卓越していることとは、体験をもたらすってこと。
音楽レコードをかけて、瞑想空間のような喫茶店にするのがいい考え。